「守る」「守られる」は恋人に必要?アンケートで見る男女の感覚
「女性はか弱いから守られるべき」と考える人はどのくらい?初デートの会計の考え方とあわせて、恋人どうしの「守る・守られる」にまつわるアンケート結果を男女別に見ながら、ふたりらしい支え合い方を考えます。
「守ってあげたい」「守られたい」。恋愛の場面では、こんな言葉をよく耳にします。ドラマやマンガでも、守る人と守られる人という関係はおなじみです。では実際に、「女性は守られるべき存在だ」と考えている人はどのくらいいるのでしょうか。今回は、恋人どうしの役割にまつわる2つのアンケート結果を男女別に見てみます。
「女性はか弱いから守られるべき」は、男女とも少数派
内閣府が全国の20〜60代の男女に聞いた、性別による思い込みについての調査です。
出典:内閣府男女共同参画局「性別による無意識の思い込み(アンコンシャス・バイアス)に関する調査研究」(2022年8月/全国の20〜60代の男女10,906人/インターネット調査)
「女性はか弱い存在なので、守られなければならない」という考え方に「そう思う」側で答えた人は、女性の平均で23.4%、男性の平均で33.1%でした。男性の平均のほうがやや高めですが、男女とも多数派ではありません。
この結果は、「恋人を大切にしたい」という気持ちが少ないという意味ではありません。たずねているのは「女性だから」「か弱いから」という理由で守るべきかどうか、という考え方です。性別を理由に役割を決めることには、男女とも慎重な人が多い、と読むのが自然です。
一方で、少数派として「守りたい」「守られたい」と感じる人も確かにいます。頼れる存在でいたい気持ちも、だれかに頼りたい気持ちも、その人らしい愛情の形です。
初デートの会計は「男性が多め」が多数派
役割の話でもうひとつ気になるのが、デートの会計です。20〜30代の独身の男女に聞いたアンケートです。
出典:マッチアラーム(2014年4月/20〜30代の独身男女2,959人/アプリ会員アンケート)
初デートは「男性が全額」または「男性が多め」に払う、と答えた人は男女とも多数派でした。こちらは男性の平均のほうが高めです。
「か弱いから守るべき」という考え方は少数派なのに、初デートの会計では「男性が多め」が多数派。一見ちがう向きの結果に見えますが、会計は「誘った側がもてなす」「最初くらいは格好をつけたい」といった、デートならではの気づかいとして受け止められているのかもしれません。
なお、2つは別の調査で、時期や対象の年代、人数がちがいます。数字を直接くらべるのではなく、傾向をつかむ目安として見てください。
「守る」より「支え合う」がしっくりくる人も
2つのアンケート結果を並べると、こんな傾向が見えてきます。
- 「女性はか弱いから守られるべき」と考える人は、男女とも少数派
- 初デートの会計は「男性が多め」が、男女とも多数派
- どちらも男性の平均のほうがやや高めで、女性の平均はやや低め
性別で役割を決めるより、そのときどきで得意なほうが相手を支える。疲れている日は片方が話を聞き、別の日には反対の立場になる。そんな「お互いさま」の関係を心地よく感じる人も多いはずです。
もちろん、わかりやすく守ったり守られたりする関係が好きな人もいます。大切なのは多数派に合わせることではなく、自分がどうしたいかと、相手がどうしたいかを知ることです。「こういうときは頼ってほしい」「ここは自分でやりたい」と言葉にしてみると、ふたりにとってちょうどいい役割分担が見えてきます。
世間のふつうより、相手と話して決めたルールを大切にしたい人は、マイペース恋愛職人 に近いかもしれません。頼れる存在でありながら、ときには甘えることも覚えたい人は、スマート王道派 に近いかもしれません。どちらも、相手を大切にする気持ちの表れです。
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