いずれ結婚したい?その前に同棲?結婚へのイメージをアンケートで見る
いずれ結婚したいと思う人はどのくらい?結婚前の同棲や「結婚して一人前」という考え方は?結婚へのイメージにまつわる3つのアンケート結果を男女別に見ながら、ふたりらしい形を考えます。
付き合いが長くなると、ふと頭に浮かぶのが「結婚」のことです。そもそも結婚したいのか、するならその前に一緒に暮らしてみたいのか、結婚にどんな意味を感じているのか。結婚相手に求める条件とはまた別の、結婚そのものへのイメージの話です。今回は、結婚にまつわる3つのアンケート結果を男女別に見てみます。
「いずれ結婚するつもり」は、男女とも多数派
まずは、結婚したい気持ちがあるかどうかです。国の大規模調査で、18〜34歳の未婚の人に聞いた結果です。
出典:国立社会保障・人口問題研究所「第16回出生動向基本調査」(2021年/18〜34歳の未婚者(全国調査))
「いずれ結婚するつもり」と答えた人は、女性の平均でも男性の平均でも大きな多数派でした。男女の差はとても小さく、感覚はよく似ています。
ただし、「いずれ」の中身は人それぞれです。数年以内に考えている人もいれば、いつか自然にそうなればいいと思っている人もいます。結婚するつもりがない人も少数派として確かにいて、それもひとつの生き方です。同じ「結婚したい」でも、時期や形のイメージがちがうことはよくあるので、ふたりで言葉にしてみると見えてくるものがあります。
結婚前の同棲は、男女で意見が分かれる
次は、結婚の前に一緒に暮らしてみたいかどうかです。
出典:結婚相談所ツヴァイ「恋愛観の男女差調査」(2024年12月/20歳以上の男女299人/インターネット調査)
結婚前に同棲「したい」と答えた人は、男性の平均では多数派、女性の平均ではほぼ半々という結果でした。今回の3つの質問のなかで、男女の差がいちばん大きかったテーマです。
同棲したい人は、生活リズムや家事の分担、お金の使い方などを、結婚前に確かめておけるところに安心を感じるのかもしれません。一方で、同棲せずに結婚したい人には、家族へのけじめや、暮らし始めるタイミングを大切にしたい気持ちがあるのかもしれません。どちらの考え方にも、ふたりの暮らしを大切にしたいという思いがあります。
もし考え方がちがっても、どちらかが正しいわけではありません。「なぜそうしたいのか」を伝え合うと、同棲するかどうか以外の、ふたりが大事にしたいことも見えてきます。
「結婚して一人前」と考える人は、男女とも少数派
最後は、結婚に対する世の中の思い込みについてです。内閣府が全国の20〜60代に聞いた調査です。
出典:内閣府男女共同参画局「性別による無意識の思い込み(アンコンシャス・バイアス)に関する調査研究」(2022年8月/全国の20〜60代の男女10,906人/インターネット調査)
「男性は結婚して家庭をもって一人前だ」という考え方に「そう思う」側で答えた人は、女性の平均でも男性の平均でも少数派でした。男性の平均のほうがやや高めですが、どちらも多数派ではありません。
結婚を人生の大切な節目と考える人もいれば、結婚とその人の価値は別のものと考える人もいます。結婚は「一人前になるため」の条件ではなく、ふたりが一緒にいたいと思ったときに選べる道のひとつ、と考える人が多いのかもしれません。
ふたりの結婚のイメージは、話して決める
3つのアンケート結果を並べてみると、こんな傾向が見えてきました。
- 「いずれ結婚するつもり」は男女とも大きな多数派で、感覚はよく似ている
- 結婚前の同棲は、男性の平均では多数派、女性の平均ではほぼ半々で、男女差が大きい
- 「男性は結婚して一人前」と考える人は、男女とも少数派
なお、3つはそれぞれ別の調査で、時期や対象の年代、人数がちがいます。数字を直接くらべるのではなく、傾向をつかむ目安として見てください。
結婚したい気持ちは男女でよく似ていても、そこまでの道のりのイメージは人によってさまざまです。多数派か少数派かよりも、自分がどうしたいかと、相手がどうしたいかを並べてみることが、ふたりらしい形への近道です。
一緒に暮らすことを前向きに考え、ふたりの居場所をていねいにつくりたい人は、あったか巣づくり派 に近いかもしれません。世間のふつうより、ふたりで決めた結婚の形を大切にしたい人は、ひらめき未来派 に近いかもしれません。どちらも、その人らしい未来の描き方です。
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